VA/VE事例

材料の応力除去処理による品質の安定

提案内容 応力除去処理による材料性質の変更
提案効果 要求品質の順守

Before

ある形状のS45Cを加工する際、その形状の特性上、材料の応力が解放されやすく、要求品質を満たせないほどに曲がりが大きくなってしまうという状況でした。

After

材料段階で熱処理(応力除去処理)をすることで、応力開放による曲がりを軽減しました。熱処理の工程分、コストは上がってしまいますが、要求品質を満たすことができています。

ポイント

加工形状によっては、材料の応力が解放されやすく、加工時にワークが大きく曲がってしまうことがあります。

熱処理(応力除去処理)をすることで、加工品質を担保することができます。材料コストは高くなってしまいますが、品質を担保できる分、後工程の生産性が上がり、トータルコストは下げることが可能です。

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